ご縁を頂いて、今年の4月から武蔵野大学大学院で教鞭をとることになりました。

主にアジアからの留学生に「日本企業概説」「日本企業文化論」というテーマで様々お話することになります。

コロナの影響もあって、海外からの留学生は短期的には少なくなっているようであり、今年の教室も少数精鋭のゼミ形式のような様子。

振返れば高校時代のバレー部の顧問の先生の影響強く、大学時代に法学部でありながら文学部に設置された教員資格を取るための授業も併せて履修し、成績は振るわなかった私が、人の倍の単位を取った若き日々を懐かしく思い出します。
土曜の5限、懐かしい。

教育実習に母校の中学を訪れ、中高の社会科の教員資格をとったものの、グローバルビジネスの夢諦めきれず、迷いに迷って結局教員になる夢を断念し、大学卒業後、国際海運会社に就職し、希望通りのグローバルビジネス現場に身を置いてから幾星霜。

縁は異なもの乙なもの。

随分昔に諦めた教鞭をとる機会でしたが、今回、様々なご縁に恵まれて自身のビジネス体験、中でもグローバルビジネスの経験・知見をシェアすることが求められる留学生相手のカリキュラムで教鞭をとる幸運に恵まれたこと、実に不思議な思いです。　

そういえば、子供の頃にアナウンサーになりたかった私が、これも縁あってVoicyでパーソナリティをしていることもこれもご縁と言わずになんと言えばよいのでしょうか。

四半世紀前に、企業派遣で米国MBAを経験したことを懐かしく思い出します。

母語で無い言葉で修士の資格取得と日本企業に仕事の場を求める学生さんに、英語で苦労しながらも海外の仲間と厳しくも楽しい生活を共にした米国MBA留学時代の自分が重なります。

彼等彼女達が様々なハンディを乗り越えて、希望通り日本企業で活躍することができるように少しでも力になりたい、と思いを新たにする今日この頃。

人生は楽しいですね。

ご縁を大切に。

想いはいつか叶う..  こともある。

Life is beautiful, if you believe so.